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Kwinbon MilkGuard BT 2 in 1コンボテストキットは、2020年4月にILVOの認証を取得しました。

ILVO 抗生物質検出ラボは、検査キットの検証において権威ある AFNOR 認定を受けています。
抗生物質残留物のスクリーニングを行うILVO研究所は、権威あるAFNOR(フランス標準化協会)の基準に基づいて抗生物質キットの検証テストを実施する予定です。

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ILVOバリデーションの結果、MilkGuard β-ラクタム&テトラサイクリンコンボテストキットで良好な結果が得られました。β-ラクタム系抗生物質を添加したすべての牛乳サンプル(サンプルI、J、K、L、O、P)は、MilkGuard β-ラクタム&テトラサイクリンコンボテストキットのβ-ラクタム検査ラインで陽性と判定されました。100ppbのオキシテトラサイクリン(および75ppbのマルボフロキサシン)を添加した牛乳サンプル(サンプルN)は、MilkGuard β-ラクタム&テトラサイクリンコンボテストキットのテトラサイクリン検査ラインで陽性と判定されました。
コンボテストキット。このリングテストでは、MilkGuard β-ラクタム&テトラサイクリンコンボテストキットを用いて、ベンジルペニシリン、セファロニウム、アモキシシリン、クロキサシリン、オキシテトラサイクリンがMRL(残留基準値)で検出されました。ブランクミルク(サンプルM)は両チャネルで陰性の結果が得られ、また、それぞれのテストラインで陰性を示すはずの抗生物質を添加したミルクサンプルも陰性の結果が得られました。したがって、MilkGuard β-ラクタム&テトラサイクリンコンボテストキットでは偽陽性の結果は得られませんでした。
検査キットのバリデーションには、検出能力、検査の選択性/特異性、偽陽性/偽陰性率、リーダー/検査の再現性、堅牢性(検査プロトコルの小さな変更の影響、マトリックスの品質、組成、または種類の影響、試薬の使用期間の影響など)といったパラメータを決定する必要があります。バリデーションには通常、(国内の)リング試験への参加も含まれます。

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ILVOについて:メレ(ゲント近郊)に位置するILVOラ​​ボは、長年にわたり、スクリーニング試験とクロマトグラフィー(LC-MS/MS)を用いた動物用医薬品の残留検出において先駆的な役割を果たしてきました。このハイテク手法は、残留物を特定するだけでなく、定量化も行います。ILVOラ​​ボは、牛乳、肉、魚、卵、蜂蜜などの動物由来食品だけでなく、水などのマトリックス中の抗生物質残留モニタリングにおいて、微生物学的試験、免疫学的試験、受容体試験によるバリデーション研究を長年実施してきた実績があります。


投稿日時: 2021年2月6日